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プラセンタ原料の種類

プラセンタといっても、世間に出回っているプラセンタ製品の原料は様々である。

 

人間に一番効果があるのは人間のプラセンタに決まっている。実際プラセンタ注射は人間のプラセンタエキスを打つ。

 

しかし、それを食品にするとなると、人が人を食うという事になるので一気に抵抗が増し倫理的にも問題がある。なので動物のプラセンタを使うわけだ。※ただし海外では人間のプラセンタ製品は流通している。

狂牛病(BSE)の影響で牛のプラセンタ製品はほとんど存在しない。あるのは豚、馬、羊。マリンプラセンタや植物プラセンタと呼ばれるものもあるが、プラセンタとは胎盤のことなので胎盤を持たない魚や植物からプラセンタは採れない。それっぽいエキスを抽出しているということでプラセンタの名前をつけているプラセンタもどきに過ぎない。

豚、馬、羊にはどういう違いがあるのか

豚のプラセンタは唯一日本で医療品として認可されている動物プラセンタである

馬はその豚よりも栄養価が高く得られる効果が大きいと言う謳い文句や、豚に比べて摂れる割合が少ないという希少性を謳う商品をよく目にする。実際のところプラセンタ自体の栄養価は豚より馬が1.数倍高いだけらしい。それも商品差がありそうなので厳密には何とも言えない所だというのが妥当な線で、豚よりも数十倍、数百倍なんて謳っているような商品はデタラメもいいとこなのだ。だからと言って馬プラセンタが悪いというわけではない。

羊には狂牛病に似たスクレイピーと言う病があるため日本では生産されていないらしい。しかしながら海外製品は豚や馬に比べて圧倒的に羊プラセンタ製品が多い。これが意味することがどういうことなのか。単に安価なのか、効果が得られやすいのか、その辺りはまだまだ調査すべき部分である。

ひとつ情報として、羊の胎盤は漢方では昔から「羊胎」と言う生薬として使用されてきたということである。中国では豚よりも羊の方が薬としての有効性を認められてきていた。

http://www.kbysks.co.jp/newpage161.html

 

なぜ豚プラセンタだけが認可されているのか決定的な理由は定かではない。稗田憲太郎博士が最初に使用したのが豚プラセンタだったため恐らくそのままで来たんだろうが、博士が中国からの流れを汲んでいるのであればなぜ羊が使われなかったのか。

 

世界的には羊のプラセンタがかなりのシェアを占めているのにも関わらずなぜ日本だけ羊が使用されないのか…理由は不明である

 

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